日本酒テイスティングセミナー参加(「生酒」の香味変化を検証)

日本酒テイスティングセミナー参加(「生酒」の香味変化を検証)

先日、酒類総合研究所の講師を招いて行われた「日本酒テイスティングセミナー ―『生酒』の香味変化を検証―」に参加してきました。

日本酒、特に「生酒」は非常にデリケートな飲み物です。私自身、普段から自宅での温度管理には細心の注意を払っているつもりでした。しかし、今回のセミナーで条件の異なる複数のサンプルを比較試飲し、その「管理の差」がもたらす品質(味や香り)の変化を目の当たりにして、大きな衝撃を受けました。

セミナーでは、適切な低温管理を維持したものと、温度変化や酸化にさらされたものの違いを検証。ほんの少しの管理の甘さが、生酒特有の華やかな香りを損なわせ、後味のキレやバランスをどれほど変えてしまうのかを、身をもって実感することができました。また、國酒プロモーションが開発した「完全酸化防止システムNOXY(日本酒サーバー)」の効果検証による凄さにも驚きました。

理論として知っていることと、実際に自分の舌で「劣化」や「熟成」の境界線を体験することの間には、大きな隔たりがあります。今回の学びを通して、「造り手の意図した味を、最高の状態で届ける」ための管理責任を、より一層強く認識しました。

唎酒師として、また日本酒を愛する一人として、この経験をお客様へのアドバイスや日々の取り扱いに活かしていきたいと思います。

【参考:セミナー詳細】 日本酒テイスティングセミナー -「生酒」の香味変化を検証